Lazvlyについて

「こんなのが欲しい」と言うのを、少しためらってしまうものをつくっています。

Lazvlyのアイデアは、たいてい同じひと言から始まります。「ちょっと楽をしたいだけかもしれないけれど……」

Lazvlyの設計検討のテーブルに並ぶ、Bubble Blastの構想図と試作品の部品 採用されなかった、Bubble Blastの3Dプリント製ブラケット、接続部品、試作品の部品 浴室に置かれた、開いた状態のBubble Blastの試作機と、水を使ったテストの機材
開発風景の再現/設計検討のテーブル
開発風景の再現/採用されなかった試作品
開発風景の再現/水を使ったテストのあと
01/気づく

小さな不便は、積み重なる。

私たちは、そのひと言が好きです。たいていは、ほかの人が仕方ないと受け入れている日常の小さな不便に、誰かが気づいたということだから。シャワーの途中で、滑るボトルに苦戦しなくてはいけないのはなぜでしょう。犬を洗うのに、手が3本欲しくなるのはなぜでしょう。誰も見直していないというだけで、同じ面倒な作業を繰り返すのはなぜでしょう。大きな問題ではありません。でもそのたびに、10秒と、少しの余裕が奪われていきます。

どうして、これってまだこんなに面倒なんだろう?

02/一緒に考える

Lazvlyをつくっているのは、3人です。

私たちは、完璧なスタートアップの物語に出てくるようなチームではありません。もちろん、すべてに意見が合うわけでもありません。ただ、3人に共通する少し厄介な癖があります。誰かが無駄な手順に気づくと、ほかの2人も、もう見て見ぬふりができなくなるのです。気づけばテーブルはスケッチで埋まり、浴室には試作品の部品が並び、10分のはずの話し合いが夜いっぱい続いている。それが、だいたいLazvlyの日常です。

03/試作して、試す

その最初の答えが、Bubble Blastです。

採用されなかった、Bubble Blastの3Dプリント製ブラケット、接続部品、試作品の部品
開発風景の再現/採用されなかった試作品

きっかけは、滑るボトル、何度も中断される動作、そしてシャワー中に「あと一本、手があれば」と感じる、あの瞬間でした。ところが、浴室では思いどおりにいきません。泡があふれ、取り付け部分がずれ、チューブが詰まる。測り直して、また図面を描くことになったテストもあれば、まずタオルを取りに走ったテストもありました。

04/生産に備える

設計は完了。次は、生産です。

浴室に置かれた、開いた状態のBubble Blastの試作機と、水を使ったテストの機材
開発風景の再現/水を使ったテストのあと

泡のあふれ、取り付け部分のずれ、チューブの詰まり、そして想像以上の修正を経て、Bubble Blastの設計は完成しました。どんな製品にするか、どう動くべきかは明確です。次の課題は、生産。最終設計で大切にした細部を損なわずに、一台一台を同じ品質でつくることです。

製品開発
完了
最終試作機
完了
量産
次のステップ
03小さな不便を見つけ続ける創業者たち

楽をしたい。それは、何もしないということではありません。

そもそも必要のないはずの手間を、なぜ今もかけているのか。そう問い直すことです。Lazvlyは、香港登記の会社Lazy Valley Technologies Limitedが展開する消費者向けブランドです。朝食前に日常をまるごと変えたいわけではありません。シャワーも、犬のお風呂も、いつもの朝も、少しだけ楽にしたいのです。

小さなアイデアにも、行き先を。

困りごとに気づく人と、その解決策をつくれる人。その間で、いいアイデアが止まってしまうのはもったいないと思います。Lazvlyは、まだまとまっていない思いつきでも、立派な企画書にせずに話せる場所でありたい。ほかの人と一緒に磨いて、本当に役立つものになりそうなら、形にするために力を尽くします。次に「どうして、これってまだこんなに面倒なんだろう?」と思ったとき、そのあとに「Lazvlyに話してみようかな」と思ってもらえたらうれしいです。

Lazvly。「楽をしたい」が、素敵なものに変わる場所。